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再エネの有効活用と牛舎モデルスタート④(太陽光のベース電源活用)

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再エネの有効活用と牛舎モデルスタート④(太陽光のベース電源活用)

2023.05.05

年初よりスタートした牛舎での蓄電池を活用した自家消費モデルも、最も発電の良い時期に入ってきました。
この時期は、消費電力量が少なくなり、余剰電力をどのように有効活用するかが非常に重要な時期となります。

本システムは、この時期の再エネ電力を無駄にせず有効活用がどのくらいできるかが、一つのテーマであったため、その結果についてレポートします。

晴天時の太陽光発電の有効活用量としては、

 発電量         :100に対し
 発電利用量と蓄電池利用量:約97となりました。

つまり、再エネ電力利用率は97%程。また、蓄電池の利用率も80%以上となり、余剰電力もかなり有効活用ができることが実証され始めています。
日中の消費電力については、平均50KWhとなっており、余った電力を蓄電池にためることで、電力利用のシフトが自然な形で行うことができることも確認することができております。

データは、3月某日

6時~20時まで再エネ電力を利用できた形となります。
また、3月の1ヶ月の所内消費電力に対し、30%強の再エネ電力利用量となりました。
これまでの結果を見る限り、直流バッテリーを使用した今回の構成は、小規模事業所・ドラックストアのような小規模店舗などには最適ではないかと考えています。

現在、これら実績をもとに、
・商業施設
・牛舎
・農事用ハウス
・植物工場
などへの展開を実施していく予定です。

引き続き、これら他情報などもアップしていく予定ですので、参考にしていただければと思います。
また、直流バッテリーを活用したシミュレーションなどもできるようになりましたので、お気軽にお問合せください。

 

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