ソーラーシェアリング~太陽光&農業~
2020.07.21
本日は、ソーラーシェアリング(太陽光設備の元での農業)の
打合せで農業法人様を訪問して参りました。
130年の古民家を本社としながら、お米・野菜・果物を育てています。
更に、お酒・お茶・ジャムなどの加工品までを手掛けるチャレンジ企業様。
農産物の選定が面談の主体となり、各所の事例提案を行って参りました。
太陽光発電&農業のシェアリングで、多くの品種実績が確認されています。
◆事例
・お米
・大麦
・小麦
・蕎麦
・トマト
・サツマイモ
・里イモ
・朝鮮人参
・明日葉
・オリーブ
・榊(さかき)
・椎茸
・キクラゲ
・龍のひげ
農作物が限定されていないので、本当に多品種の挑戦が見られます。
ただ、気を付けなければならい事として、
楽観的な観測で、太陽光発電の提案が主体となる事業者も未だにいらっしゃるようです。
設備を設置した後も農業委員会への収穫に関する報告義務が発生します。
周辺農地で同品種で収穫量が同等レベルとなる事も条件として設定され、
売電収入だけを考えて簡単に始められる事業でもありません。
農作物の品種選定と日照確保の想定不足により
設置設置による日照不足のため、予想収穫量に達せず辞めていく事業者も多いようです。
ソーラーシャアリングで、再エネと農業の自給率が上がれば、
海外へ流出する資金が減少する素晴らし事業です。
エネルギーも食料も自給できる国を次世代に受け継いでいければ良いですね。
そんな世の中になるための活動が出来ればと思える一日でした。