富山高岡 瑞龍寺
2020.07.05
富山高岡の瑞龍寺へ
加賀藩二代目藩主前田利長公の菩提を弔うために三代目藩主利常公によって建立されたお寺へ。
じっくりとお寺のご住職にお付き合いいただき、お寺について説明をいただきました。
瑞龍寺の入り口となる山門は、上下の屋根のおおきさが同じになっているのが特徴。これは上層の屋根に積もった雪が、下層の屋根に落ちないようにした工夫しているということ。
よくある二重門は上層の屋根より下層を大きく作る事が多いそうです。
また、瑞龍寺内にある回廊は非常に美しく、不思議なことに左右で長押(なげし)の高さが異なります。
ここを通る僧侶が、仏殿や法堂を見ることができるように、障子の高さを同じにせず、また美的バランスを崩さない絶妙な設計としているということでした。
そしてトイレの神様としても祀られている、烏枢沙摩明王の写真も一枚!
ちょっとした情報で、いろいろと見え方、見方が変わってくるんだなあと改めて感じたお寺体験でした。