「バラ」なのに「いちご」
2020.07.07
今年の梅雨は、雨がよく降ります。
天気はジメジメですが、みずみずしいお話。
雨&霧の山道を傘をさしながら散歩。
新緑を越えて、山の緑は深み掛って来ています。
ふと、オレンジ色の美味しそうな「野イチゴ」を発見です。
久しぶりなので、手が自然に動き もぎとって口に運びます。
「甘くて、おいしい!」
大雨に洗われた、夏のイチゴ。
野生の甘さは格別な美味です。
国内で、食べられる野イチゴは8種類程。
私がいただいたのは、その中でも一番おいしい『モミジイチゴ』。
野いちごさんは「バラ科キイチゴ属」。
バラの名の通り、トゲがあり、油断していると刺さります。
写真の真っ赤な野イチゴは、「ヘビイチゴ」です。
毒がないのに、「毒イチゴ」などとも云われて残念な扱いです。
確かに、このベビイチゴさんは、食べれますが美味しくない、残念な味なのです。
当然、見るだけにいたしました。
深い緑の森、川沿いの小さな恵みのお話でした。