極楽浄土の花「蓮(ハス)」~1億年 変わらず~
2020.07.09
ハスの花は、泥沼の水辺からでも美しい花を咲かせるそうです。
アジアの宗教での神聖な花。
泥水のような けがれた俗世間に けがされる事なく、清く咲き誇る願いが込められて。
この写真のハスは、水辺ではなく、鉢植えの花です。
社有車・駐車場の管理人さんが育てています。
毎年・毎年、楽しませてくれる、鉢植えの名人!
ハスの花は、早朝に開花し夜に花を閉じ、3日目に一番大きく花を拡げ、
4日目に花を開かせた時、そのまま花びらを散らせるようです。
人にの活動に合わせたように、花を咲かせ、また花を閉じる不思議。
大輪でありながら たった4日程の短い その儚さ。
人の世に重ねて惹き寄せられるのでしょうか?
お釈迦様が生きた頃に咲いていたハスは、約1億年前から生息しているようです。
太古の昔から、今 咲く花も、ほぼ当時のまま姿を変えていないそうです。
極楽浄土を願い 手を合わせる仏像が、ハスの花の上に座っている。
それが少しだけ分かるような気もいたします。
ハスにあやかって俗世間に流されなず、清く咲ければ良いですね。
私でも まだ大丈夫かなぁ?