炭火焼は30万年前 古民家~榛名山町・群馬県~
2020.07.04
群馬県、榛名川沿いの山道にある古民家「魚籠屋」。
「いわな塩焼き」を炭火焼でいただいて来ました。
炭から出る遠赤外線の効果に加え、店員さんの焼き加減が抜群でした。
ほくほくの身だけではなく、頭・尻尾・背骨も全てをいただきました。
暖炉で炭火ながめながら、ふと「炭」利用の起源を想い、調べてみました。
木炭の製造&利用の歴史、国内では なんと30万年前が起源。
洞窟の遺跡(鹿の川遺跡・愛媛県)で発見。
氷河期の洞窟、煙を出さずに暖まれる炭の製法、大発明だったことでしょう。
岩魚(いわな)は500万年以上前から生息していたらしく、
30年前の人も、炭焼きにして同じように食べていたのではないでしょうか?
店内には、囲炉裏、わらじ、川魚漁の仕掛けなどが飾られて、
古い時代で、タイムスリップしたような空間でした。
囲炉裏の炭火・炎から、木質燃料の国内起源を知る切っ掛けをいただきました。