神社には杉の木が多いのはなぜ??
2020.08.19
いろいろな神社にお参りに行くと、参道に非常に立派なご神木を目にすることが多くあります。
このご神木には、神様が天界から地上へ舞い降りる際にまっすぐに伸びた杉の木を使ってやってくるということが古来考えられていました。
神話の郷としても有名な宮崎県高千穂峡、ここでは「杉登り」という文化が受け継がれているようで、神々が宿る樹として境内に杉の木を植えていたそうです。
こんな神事的な儀式が広く日本に伝わり、今のご神木の形を成しているとおもうと、歴史を感じずにはいられません。
と神話的な話とは相対し、神社境内にまっすぐと伸びた木があることにより、建て替えなどの造作としての利用なども考えられています。
神話的な要素から実利用上の利便性まで、様々な意味があるご神木にパワーをもらって、まっすぐに生きてきたいものです。。。
写真は、別府氏朝見神社にある夫婦杉。
非常に立派な杉が寄り添うように並んで伸びている姿は、いろいろなものを見つめているという神々しさがありました。
樹齢1000年を超す大楠木は、近くにいるだけでパワーをもらうことができる、そんな感じがしました。
訪問先: 別府朝見神社
大分県別府市朝見2-15-19
URL : http://www.asami.or.jp/