紅葉の夜 赤と黄の謎
2023.12.17
今年は、秋はやってくるのか???
そう思わせる厳しい暑さの夏でした。
平年より2週間ほど遅れて、ようやくの秋だったようです。
写真は、国営武蔵丘陵森林公園・埼玉県滑川町。
紅葉のライトアップ・11月末頃の映像、
見ごろのド真ん中時に立ち会えて、秋の広葉樹の色彩に魅入られてきました。
葉っぱの色について、小学生の頃に習ったけれど、当然忘れているので、調べてみました。
夏、葉っぱが緑に見える理由。
葉の葉緑素が光3原色「赤・青・緑」のうち、
緑ではなく、「青&赤」の光を吸収、
残りの「緑の光を反射」するから緑に見えるそうです。
んじゃ、紅葉の色付きは、どうして?
それは、気温が低下すると、「葉緑素」が光の吸収をやめ、
分解されて養分となり幹にエネルギーを送ると、
葉緑素が減ることで、緑が薄くなるからだそうです。
んじゃ、なんで黄色や赤になるの?
黄色は葉っぱが、もとから持っている色、
緑が薄くなることで黄色(カテロイド)が浮き出るそです。
赤色は、葉緑素が分解される時にアントシアニンが作られ、
その色で赤く見えるそうです。
こちらのモミジさんは「黄」と「赤」が、葉の一枚一枚に見事に浮き出ておりました。
短かった秋ですが、今年も鮮やかな色を愛でる事ができました。
会場ではライトアップは、紅葉だけでなく、
道の灯籠 や 針葉樹に光の玉など、演出でも楽しませていただきました。
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