滝のしぶき~マイナスイオン~
2020.07.30
栃木県那須烏山市『龍門の滝』。
7月の長雨で水量が多く、滝つぼに落ちた後の
水しぶきは20mの落差を越えて跳ね上がります。
この「水しぶき」多少なら濡れても気持ちが良いくらい。
お子様たちは、この水しぶきだけでは、満足できないようで、
直接、水を掛け合って、更なるしぶきを飛ばしております。
「水しぶき」の気持ち良さ、どうしてかなと思って少し調べてみました。
自然界の中で、マイナスイオンが最も多く存在する場所は滝つぼの周辺だそうなんです。
水滴が激しくぶつかり合ってより細かく砕けるときに多く発生。
その水滴付近の空気にマイナスイオンが多く発生しているようです。
このマイナスイオンは、
ドイツの物理学者フィリップ・レナード博士が学説として発表したもの。
その名にちなんでレナード効果と呼ばれ1905年にノーベル賞を獲得。
滝から出る水しぶきが気持ち良いのは、そんな理由があるようですね。
マイナスイオンの身体への効果
(1)血液の浄化
(2)血液の循環を高める
(3)アトピー性皮膚炎、喘息の改善
(4)リラックス効果(副交感神経の働きを良くする)
(5)体内細胞の酸化を防ぐ
現代文明の機械に囲まれた生活は、プラスイオンの方が多かったようです。
特に「1人が喫煙」は「100人が在室」に 匹敵するマイナスイオン減少の原因。
プラスイオンによる身体の酸化やストレスが、体調不調の原因となり現代病にも繋がっているようです。
自然の中に身を置くとリラックスできるのは、
現代社会で帯電したプラスイオンが、マイナスイオンによって中和されるからなのでしょうか?
なんにしても、美しい自然の空気に振れると心地よい気持ちになります。
マイナスイオンが発生する自然環境を次の世代へたくさん繋いでいかなければ。