【導入実例】太陽光~自家消費~
2023.05.05
「電力料金の高騰」また「補助金(省庁・都道府県)開始」で、太陽光発電「自家消費型」の実例が急増中です!
太陽光発電「自家消費型」で『どのくらいの効果』があるのか!?
そんな訳で
今回は『実際の導入実例』より、その効果ご案内をさせていただきます。
※公開の許可は、事前にお客様にご了承をいただいております。
▼導入の内容
環境:複合施設 2階建て:コンビニ&スポーツジム&コインランドリー
規模:40.04kW
稼働:2021年11月運用開始
状況:2020年~2021年の電力消費230,000kWh/年(コロナ期間中)
全ての店舗24時間営業の休日無しで稼働=太陽光の自家消費には適していました。
ただ、補助金開始は2022年5月以降でしたので、補助金などは全く考慮せずに設置!
▼「5月5日(金)13時05分」自家消費の状況
天気:快晴!
発電からの消費:24.2kWh=自家消費なので『無料』
電力会社の購入:3.7kwh
[補足]
・消費しきれない発電余剰を電力会社へ売電はできなかった。
・上記より、電力会社への逆潮流を防ぐために若干の購入。
・以上より、この状況は発電した全電気を全消費せず余らせている可能性が大!
▼年間の太陽光発電「自家消費」の実績
お客様に情報の開示をいただきました!
[内容]
・月平均:3,636㎾h/月
・日平均: 120㎾h/日
[特徴]
・パネルの設置格が緩いので、日が高くなる夏・発電「大」、冬・発電「小」
・自家消費なので、消費が多い「8月」が最大で、「春&秋」の消費が少ない。
・太陽光が一番発電する5月は過ごしやすい季節で、発電の全てを利用しきれていない。
今後は、この部分を蓄電池などに溜めてで夕方以降の利用を考慮したい。
・冬場は、発電した電気の全てを消費していると思われる。
・日中の9時~15時に限定すれば、消費の5割以上を補っていると考えられる。
⇒導入前の6時間・平均消費量=140㎾h/6時間(1時間当たり:約23kwh)
⇒(導入前230,000kWh/年÷365日÷24時間)×8時間(8時~16時)=140㎾h/6時間
⇒上記の考え方だと『57%』を補っている可能性!
▼購入した電気消費量
参考として、「発電の自家消費できない時間帯」の購入電力の合計もご案内
[ご案内]
※「上記・購入量」+「発電自家消費」=『実際の消費電力量』
・年・合計消費量:248,240kWh/年
・月の平均消費量: 19,167kWh/月
・日の平均消費量: 630kWh/日
・1時間の消費量: 26kWh/時間
・太陽光で補っている消費量=『17.58%』
・日中8時間(8時~16時想定)=『53%程を補う』
▼電力・購入単価の推移
導入費を取り戻すための回収効果を考慮するために、
最近の電力単価のの推移を把握する必要があります。
『電力・購入単価』=「電力単価」+「再エネ賦課金」+「燃料調整費」
※電力1kWhを消費した場合の購入金額=購入単価とします。
[ご案内]
・過去2年間で、電力・購入単価は2倍増となっています(驚き!)
・導入効果は、この購入単価を元に試算する必要があります。
・上記・発電1年間データの電力・購入単価の平均『26.3円/kWh』でした。
・今後、電力費用の助成金がなくなれば『30円㎾h以上』は必須となるため同金額で導入効果を試算
◆導入効果の試算
・導入費をお伝えする事は、伏せさせていただきます。
・下記より想定・創造をお願いいたします。
[ご案内]
・実際には、『導入費=7年程』で回収ができるペース実績となっております。
・ご導入をいただいたお客様は、2倍の電力単価の上昇を見込んでいなかったので喜んでくれています。
・導入提案の試算では、回収に13年程の期間を見込んでおり、大幅な短縮となります。
・補助金が出ていなかった時期ですので、現在の補助金を活用すれば『導入費・回収=5年』も条件が良ければ!
以上、実際の導入実績のデータをご案内いたしました。
▽実績:導入コーディネートのご案内
※太陽光(蓄電池)の自家消費に限定した実績
・総合病院(栃木県)
・テレビ局(埼玉県)
・ゴルフ練習場(埼玉県)
・牛舎(千葉県)
・コンビニ・スポーツクラブ複合施設(埼玉県)
・産廃施設・カーポート型(埼玉県内)
・サーバー施設(鹿児島県) などなど
※本年も、多数の施設で導入の相談が進んでおります!
※環境省の2022年度・補助金も、お客様に代わって作成させていただき実績が複数できました!