匝瑳市I-FARM牧場における自家消費型太陽光発電設備導入について
2025.03.31
2023年より太陽光導入を検討しておりました匝瑳市の牧場における設備導入実績をご紹介いたします。
これで、携わらせて頂きました牛舎モデルは5件目となり、補助金を活用した導入としても同様の実績となりました。
今回、搾乳舎への再エネ有効活用となっており、季節依存での消費電力の増減が大きいため、これまでと同様、直流型バッテリーを活用することで余剰電力を有効に使用する構成としました。
DC容量 :170KW
AC容量 :150KW
バッテリー:150kWh
活用補助金:R5補正・R6当初ストレージパリティ
もう少しバッテリー容量を増やしつつ、対応したいというのが本音ではありますが、予算との兼ね合いもあるため中々落としどころが難し案件ではありました。
直流バッテリーを使用した構成というのは、まだまだ一般的な形ではないですが、太陽光との相性は抜群であり、EMSなどによる制御も負荷が低いため、かなり効率のよい仕組みであると感じています。
当社では、この取り組みも試験期間をいれると6年目となり、かなり安定したシステム構成となってきました。
やはりシンプルに構成することは大事だなという事を感じております。
2025年になり、様々な蓄電池などが市場へ入ってきておりますが、いままで以上に様々な提案がなされてくるかとは思います。
我々も新しいものに積極的に向かい合いながら、新たな取り組みを進めていきたいと感じております。
FIPに向けた低圧パッケージの取り組みなども実施中です。近日中に公開させて頂きます。