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余剰電力を極力出さない自家消費型太陽光

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余剰電力を極力出さない自家消費型太陽光

2020.07.14

某幼稚園で太陽光の自家消費利用の打ち合わせを実施してまいりました。
構想から半年、負荷設備や稼働日数などを確認しながら、作られた電気を無駄なく使いきれる設備容量へ。
逆潮流をさせないというのが、この自家消費型の太陽光を実施する上での最大のテーマです。

今回の建物では、空調機器がEHPとなっているため、動力側の電力をかなり利用すると考え、当初はパワーコンディショナの容量を20KW程としたかったところでした。
ただ、実際には空調を使用していない期間も多くあるため、電気を捨ててしまうことが増えてしまうと考え、半分の10KWとしました。
また、電灯側についても同様の考えで設備容量の設定を行っています。

電力会社から電力購入量を減らしたいということはよく耳にしますが、電力会社へ戻っていく電力を極力なくす努力をする。それも強制的ではなく。
これも、非常に重要なことであると考えます。
電力会社へ戻る電気が多ければ多いほど、安定した電力供給するために、電力会社の方々が化石燃料を使った電力を作るという矛盾が生じてしまうのが今の現状です。
せっかく、CO2削減ができても、我々の手が離れたとことで増えてしまっているなんてこともあるかもしれません。

少し視点を変え、無駄を少なくする提案が我々の今後の課題なのかなと考える今日この頃です。
これからも皆さんに協力できるように日々勉強!ですね。

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